霧島は昭和9年に日本で最初に国立公園に指定された地。春にはノカイドウやミヤマキリシマをはじめとした花々が咲き、夏は新緑、秋はススキと紅葉、冬は樹氷と、四季折々の自然が山肌を彩り、登山やトレッキングで訪れる人々を魅了する。
また、天孫降臨神話の地としても知られ、「日本書紀」や「古事記」にも登場する高千穂峰の天逆鉾や、天孫であるニニギノミコトを祭神として祀る霧島神宮は霧島屈指の名所として知られている。
森林セラピーロードは4つのコースがあり、うち3つは霧島温泉郷、のこり1つは霧島神宮温泉郷に属しているため、散策後の温泉入浴も見どころの一つ。
問い合わせ先 | 霧島市役所 観光課 0995-45-5111 |
公式HP | 霧島市 |
認定 | 2007年 | 森林 | 照葉樹、落葉広葉樹 |
代表的な樹種 | モミ、タブ、カシ類、イスノキなど |
ロード数 | 4(うち1本の一部がバリアフリー対応) |
名称 | 標高 | レベル | 歩行時間 | 歩行距離 |
柳ヶ平散策路 | 最高530m 最低490m | らくちん | 40~60分 | 約2.5km |
広葉樹林を主体とした明るく見晴らしの良い、ほぼ平坦なコース。コース中央の道から比較的楽に登れる丘の上からは360度のパノラマが広がり、その雄大な眺めで爽快感を味わえることから「命の洗濯場」として親しまれている。 | ||||
手洗散策路 | 最高690m 最低600m | らくちん | 30分 | 約0.9km |
ハルリンドウやヤマツツジ、ヤマザクラ、赤松林などが並び、秋には紅葉が見られる色鮮やかでゆるやかなコース。散策路途中にある分岐から足を伸ばすと花房滝を望むこともできる。 | ||||
丸尾自然探勝路 | 最高700m 最低560m | ふつう | 60分 | 約2.3km |
国立公園内に石畳で整備されたコース。樹齢200年以上の大木が生い茂り、野生の鹿や珍しい蝶、野鳥などが生息している。 早朝、霧に包まれると神秘的な雰囲気が漂う。またコース近くには岩の間から温泉が湧き出る天然の岩風呂があり、「霧島最古の岩風呂」として親しまれている。 | ||||
霧島神水峡遊歩道 | 最高395m 最低348m | らくちん | 50分 | 約1.8km |
霧島神宮近くに広がる高さ20mほどの渓谷にはじまり、美しい清流に沿って霧島の多様な自然を感じられる、整備された歩きやすいコース。 柱状節理や豪快な人工滝、展望台があり帰路には赤松が並ぶなどジオサイトが凝縮されている。コース内にはスロープのついた道もあり、気軽に自然を満喫できる。 |
霧島温泉郷の中にある、足湯や食事処、お土産屋、観光案内所の集まった観光施設。
温泉の蒸気で蒸した温泉まんじゅうや温泉卵、蒸し野菜などが人気。
足湯(有料)は貸タオル付なので手ぶらで楽しめる。
霧島神宮大鳥居の側にある観光案内所。観光案内のほか、市内の特産品・加工品の販売や自転車の貸出(有料)、和服で霧島神宮を参拝する「和服で参拝、ぶらり霧島神宮。」(有料・要予約)など様々なサービスを実施している。
敷地内には無料の足湯もあり、旅の疲れを癒してくれる。
霧島山の南麓にある、9の温泉を総称した温泉郷。
温泉街には湯煙が立ちのぼり、硫黄の香りが漂う。幕末に坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行に訪れた地でもあり、歴史を感じながらゆったりとしたひとときを過ごせる。
泉質:単純温泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫黄泉
天孫降臨神話の主人公・ニニギノミコトを祀る「霧島神宮」を中心に広がる温泉郷。大型リゾートあり、昔ながらの温泉旅館ありと様々なタイプの宿が点在している。参拝者やトレッキングを楽しむひとで賑わう、自然をアクティブに体感できるエリア。
泉質:単純温泉、硫黄泉
おみやげ![]() 関平鉱泉水1832年に発見されて以来、地元の人々に親しまれてきた温泉水。入浴すれば傷に効き、飲めば胃腸に良いと評判。 近年では美のミネラルと言われる成分「シリカ」の含有量がトップクラスであることが証明されており、飲用・炊飯・調理・スキンケアなど多岐に活用されている。 |
観光案内![]() 霧島神話の里公園 道の駅霧島霧島ならではの自然の地形を活かしたレジャー公園。遊覧リフトやスーパースライダー、ポッカールやパターゴルフなど、親子で楽しめる設備が充実。標高670mの展望台から望む景色は絶景。 道の駅にはご当地商品充実のお土産販売コーナーや広々としたレストランを備えている。 |