河津町は、伊豆半島の中南部に位置し、町の中央部を天城山系を背に河津川が縦断し、東は相模湾に面する起伏に富む地形をもつ。
河津川には、河津七滝と呼ばれる7つの滝があり、川端康成の名作「伊豆の踊子」の舞台になった湯ヶ野温泉や旧天城トンネルを結ぶ踊子遊歩道が整備されている。
セラピーロードは、湯ヶ野温泉の北東、標高619mの鉢の山への登山道。裾部の佐ヶ野渓谷沿いは森とワサビ田と滝が織りなす変化に富む景観が楽しめ、山頂部からは天城連山を一望する。
一帯にはキャンプ場や渓流釣り場などがあるが、現在、サクラ植樹や歩道の整備などが行われ、これからが楽しみなエリアといえる。
問い合わせ先 | ・河津町観光協会 0558-32-0290 河津町産業復振興課 0558-34-1946 |
公式HP | 伊豆元気わくわくの森 |
認定 | 2007年3月 | 森林 | 広葉樹林・針葉樹林の混在林 |
代表的な樹種 | ヒノキ、スギ |
ロード数 | 1(うちバリアフリーロード対応なし) |
名称 | 標高 | レベル | 歩行時間 | 歩行距離 |
伊豆元気わくわくの森 | 最高619m 最低375m | ふつう | 2時間30分 | 約6km |
河津川の支流となる佐々野川の上流に広がる丘陸地帯の森林を散策するコース。山頂には、天城山系を一望するパノラマを楽しめる。 |
河津の花名所![]() 河津川畔の河津桜(2月中旬~3月上旬)、河津バガテル公園のバラ(5~6月、10~11月)のほか、かわづ花菖蒲園(5~6月)、かわづカーネーション見本園(1~5月)など花の名所が多い。 |
鉢の山![]() 静岡県最初の森林セラピーロード「伊豆元気わくわくの森」がある鉢の山は、約3万6000年前の噴火でできた山。その昔、マグマが火口から噴水のように噴き出ると、空中で冷えて固まりスコリア(軽石)となり、火口の周囲に積もってお椀を伏せたような丘をつくった。 |
河津七滝![]() 河津町にはいくつかのハイキングコースがあるが、河津七滝めぐりの人気は高い。バス停水垂から国道の下をくぐるとすぐにハイキングコースの林道になる。そのコースでは、様々な滝をめぐることができる。 |