赤沢自然休養林は、昭和45年に自然休養林第1号に認定され、昭和57年には国内初の森林浴大会が開催された森林浴発祥の地。爽やかな芳香があるヒノキの森林は、環境省「かおりの風景100選」にも選定されている。
拠点には赤沢森林交流センター、せせらぎの里赤沢、森林資料館、森林鉄道記念館などがあり、情報収集や飲食、宿泊などに利用できる。
ここを起点に8本の散策コースが延びているが、起点に戻ってくるので、ほかのコースと組み合わせて周回することもできる。
県立木曽病院と提携し、健康診断と森林浴を組み合わせたリフレッシュメニューを用意しているのも特徴のひとつ。
問い合わせ先 | ・上松町観光協会 0264-52-1133 |
公式HP | 上松町観光協会 |
認定 | 2006年4月 | 森林 | ヒノキ天然林 |
代表的な樹種 | ヒノキ、サワラ、アスナロ、ネズコ |
ロード数 | 8(うちバリアフリーロード:1) |
名称 | 標高 | レベル | 歩行時間 | 歩行距離 |
ふれあいの道 | 最高1130m 最低1080m | らくちん | 1時間 | 2.8km |
渓流沿いのバリアフリーコース。他コースとの分岐点が各所にあるのでさまざまな散策プランを組み立てる。 | ||||
駒鳥コース | 最高1160m 最低1080m | らくちん | 1時間10分 | 2.7km |
赤沢自然休養林の核となるコースで、御神木伐採跡地、ヒノキやサワラの大樹など見どころ満載。コースの大半はチップ舗装されている。 | ||||
向山コース | 最高1170m 最低1080m | らくちん | 1時間 | 2.1km |
天然林と人工林が隣接する単独周回コース。全体が丘のような形状で、踏破の満足度が高い。見晴台から木曽駒ヶ岳が展望できる。 | ||||
冷沢コース | 最高1150m 最低1080m | らくちん | 1時間50分 | 3.3km |
2番目に長い散策ルー トで、最奥部にあるため、 他のコースと組み合わせる必要がある。 見事なヒノ キ林が見られるのが特徴。 | ||||
中立コース | 最高1170m 最低1080m | らくちん | 1時間 | 2.1km |
コース全体が峠になっているやや難易度の高いコース。ヒノキ・ヒバ・サワラへと分布環境が変わる様子は学術的にも興味深い。 | ||||
上赤沢コース | 最高1200m 最低1080m | ふつう | 1時間20分 | 2.2km |
ふれあいの道〜駒鳥コースのセラピーロードを経由するコース。広葉樹の多い天然林とヒノキの人工林が半々にある。 | ||||
渓流コース | 最高1100m 最低1080m | らくちん | 40分 | 1.5km |
赤沢へのアクセス路から、渓流の対岸に続くコース。勾配が少なく、お手軽な森林浴コースとして利用されている。 | ||||
渓流コース姫宮ルート | 最高1100m 最低1080m | ふつう | 2時間 | 3.5km |
渓流コース折り返し点から、さらに下流へと下る。往復すると7kmにも及ぶ健脚向けのコース。 |
1日目14:00までに県立木曽病院に入り、各コースに応じた健康診断、問診を実施。個々の体調に合わせた最適な散策コースを処方する。 |
2日目健康相談に基づいて森林ガイドが同行する2時間の散策。昼食前に完了。午後は白由散策。 |
臨時健康相談所「森林のお医者さん」赤沢自然休養林森林交流センターで、毎週木曜に医師、保健師が訪れ無料健康相談所を開設し、日頃の生活習慣や体調に適した散策コースをアドバイス。開催日時:5月GW明け~10月の毎週木曜、15:00~15:45(10:00~15:00は保健師が対応) |
森林セラピー認定宿![]() 森林セラピー認定宿は、上松町では、ねざめホテル、田政旅館の2軒。木曽町では駒の湯、アルパイン、清雲荘、おん宿。つたや、秀山荘温泉、民宿松尾、三河家、大桑村ではあでら荘がある。 |
妻籠宿・馬籠宿・奈良井宿![]() 国道19号線沿いには旧中山道の宿場町の面影を残すところが多い。上松町の北には奈良井宿、南には妻籠宿と馬籠宿があるので、足を延ばしてみたい。 |
寝覚の床![]() 軍大な花商岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の彫刻で国の名勝史跡天然記念物。中央の大きな花崗岩には、浦島太郎が弁財天像を残したといわれる浦島堂が立つ。 |